2021年2月14日、国公立大学・附属学校園の現場の声を国会に届けるために、日政連水岡俊一参議院議員とオンラインにて意見交換会を開催しました。例年は役員のみで行っていましたが、今年度は新規加盟の附属学校園ユニオンの組合員や非常勤教員をされている組合員も参加して行われました。附属学校園の教員からは、超勤・多忙化の実態を中心に職場環境の実態が報告されました。国立大学の教職員からは、大学評価、外部資金など競争的資金の問題点から財政基盤の弱い大学の存在危機になっていること、国立大学法人ガバナンス・コードの問題点について報告されました。また、非正規教職員の不安定な雇用実態が報告されました。2時間を超える会でしたが、終始闊達な議論が交わされ、有意義な意見交換会となりました。今後も国公立大学および附属学校園の職場の問題を共有するために、継続的に意見交換の場を設けていく必要があります。